氷上のヒリア



一面に広がる水面は 揺らぐことなく貴方を誘う
雨も 風も 受け付けず ただひたすらに夢へと誘う

私に触れることができるのは 嘘のない体温だけ
私を映すことができるのは どこまでも透き通った瞳だけ

さあ、貴方はどこへと漂うの?



2008/09/11



 こんにちは、夢藤です。
 お久しぶりでございますー;;
 お待たせしてしまって本当に本当に申し訳ありませんでした!
 夏休みもあと一週間、最高潮にゴロゴロしてました・・・!!!!

 そんな自分を律するべく勢いで完成させました今回の作品はAsteriaシリーズ第4弾、『氷上のヒリア』でございます。
 前作『カルト』を制作していた段階から作っていた『Victima』という曲があるのですが、それよりも早く出来上がってしまいました。あ、あれれー??

 毎度のことながらアステリアシリーズはイメージが掴みにくいと思いますので、ここで解説させていただきます。
 タイトルにもある『ヒリア』というのは、私のオリジナル小説『Asteria』に登場する街の名前で、氷と化した湖畔に佇む巨大な神殿の中に存在します。
 普段は氷の霧に閉ざされ、人々の前に姿を現すことのないその神殿は、迷い込んだ人々の邪な心を見つけては、裁きを下すべく幻の迷宮へと放り込んでしまいます。
 しかし、己の強さと弱さを見つめ、理解し、受け入れた者にだけは、その荘厳華麗な姿を現すのです。
 そんな、不思議な街ヒリアをイメージして作った今作、以前から要望のあったループ仕様にしてみました。おかげで時間的には短い作品となっております。
 実はループ曲を作るのはあまり得意じゃないです。どこで繋げればよいのかよくわからなくて・・・
 でもやっぱり素材として使うならループの方が扱いやすいんですよねぇ・・・今度から頑張ってみようと思ってます。
 それでは、また次回作も頑張りますのでよろしくお願いします!夢藤でした〜☆