こもれ月



纏わりつく草を蹴り払い
暗い暗い森をひたすら進めば

木々の葉がざわめく
そこはこもれ月の浮かぶ泉

無音の風に揺れる月が
ざわめきの中から顔を出す


ここはこもれ月の浮かぶ泉
降り注ぐのは月光雨
揺らめきながら光を放ち
静かな闇の隙間から
泉は真の姿を現す

ここはこもれ月の揺らめく泉
さあ、お目覚めなさい・・・




2007/02/01



 こんにちは、夢藤です。
 順調に10日置き更新ができていますね。
 我ながら上手くいってるな、うんうん(殴)

 さて、今回の曲『こもれ月』の解説に移ります。
 今回は私が自分でピアノを弾いてのほぼ即興曲となっております。
 なので少々アレンジが甘いところがあるのですが、これはこれでシンプルで良しかな、と思いましたのであえて放っておきました。
 最近はこういう綺麗な感じの曲が少なかったこともあり、新鮮な気持ちで取り組むことができました。
 もともと、和風のこういった雰囲気の曲が得意だったし、なかなか満足のいく仕上がりになったと思います。
 イメージ詩で撃沈しましたが・・・頭の中の風景を言葉にするのは、私ごときの文才では難しいものです;
 こもれ月ということで、木々の隙間から月がのぞいている、その月光が木々に遮られた暗い泉に降り注ぎ輝き返す、そんな幻想的な雰囲気を頭に描きながらの作業だったのですが・・・;;
 やはり文字は苦手だぁ(涙)

 曲も文章も、まだまだこれから修行を重ねるつもりの夢藤です。
 それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!
 次回更新にご期待ください。